空間の繋がりとメリハリ

最近では間仕切りなど視界を遮ってしまう壁はできるだけ設けないようにして、空間の横の繋がりを大事にした空間造りが積極的に取り入れられています。視界が奥にまで繋がることで広さや開放感が得られるだけでなく、明るさをしっかりと通してくれたり、風通しの良さを高めたりすることにも繋がります。

しかし、全く壁がなくなってしまうと空間が間延びしてメリハリが損なわれてしまいます。そこで程よい高さの腰壁を取り入れたり、アーチ状の垂れ壁を設けて視線を抜けさせつつ、間仕切りの役目を果たしてくれる壁を取り入れて空間にメリハリを出すようにするといいと思います。このような壁を上手に取り入れる他には、床に高低差を付けて空間のメリハリを生む方法もいいでしょう。

最近では廊下はデッドスペースとして考えられるようになり、和室を設ける場合もリビングと一体化した間取りが多いです。廊下を設けないことでその分空間を広々と有効的に利用しやすくなります。この和室に高さを設けて小上がりの和室にします。そうすることで洋風LDKと畳の和室が繋がっていても互いの空間に違和感を与えることなく空間のメリハリが生まれます。逆に家族が長時間過ごすリビングをダウンフロアにして天井を高くして、広さや開放感を演出させて居心地の良さを高めるのもいいと思います。

空間の繋がりを大事にしたまま空間のメリハリもしっかりつけられるのです。空間の繋がりを大事にするときには同時に空間のメリハリにも目を向けましょう。

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This entry was posted on 月曜日, 1月 15th, 2018 at 3:10 PM and is filed under 住宅. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.