空間の繋がりとメリハリ

間仕切りなどで閉じられた空間をつくるのではなく、視界を遮る壁や間仕切りをできるだけ設けず一体感のある空間造りが人気となっています。視界が奥にまで繋がることで広さや開放感が溢れますし、明るさや風通りを確保することができます。家族がどこに居ても顔を合わせてコミュニケーションを取ることができ家族の繋がりを感じられます。

しかし、全く壁がなくなってしまうと空間が間延びして、メリハリが損なわれてしまいます。そこで腰壁やアーチ状の垂れ壁を設けて視線を抜けさせつつも間仕切りの役目を果たしてくれる壁を設けて、空間を緩やかにゾーニングするのです。空間のメリハリが生まれ、ゾーニングされていること各空間の居心地の良さが得られるのです。

他には、床に高低差を設けることで空間に立体感が生まれます。例えば、スキップフロアを設け空間を縦に繋げます。これなら建具で空間を区切らなくても空間のメリハリが生まれます。空間の繋がりをしっかりと確保しながらも個室で過ごしているかのような感覚も得られます。

最近では、廊下がデッドスペースとして考えられるようになってきています。そこで一体感のあるLDKに隣接する形で和室が設けられる間取りが人気となっています。このような間取りにすることで廊下が必要なくなり、空間を広々と確保できるだけでなく、スペースを有効活用させやすくなります。この場合、畳の和室に高さを設けて小上がりにすることで洋風LDKと畳の和室のメリハリが生まれます。空間の繋がりを大事にするときには同時に空間のメリハリにも注目して、居心地の良さもしっかり確保できるようにしましょう。

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This entry was posted on 土曜日, 7月 28th, 2018 at 9:54 AM and is filed under 住宅. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.